ダイアナ妃のもっとも有名なドレスの中には、彼女が映画のプレミアで着用したものもある。しかし、実際に彼女が一般人に混じって、こっそり最新映画を観ることはあったのだろうか?
『ザ・クラウン』シーズン5の第7話で、ダイアナ妃は外科医ハスナット・カーンと『アポロ13』を観に行った。サングラスをかけ、ブラウンのショートボブのウィッグをつけて変装し、ポップコーンを食べながら。
本当にダイアナ妃とハスナット・カーンが一緒に映画を観たかどうかはわからない。しかし、『アポロ13』を観たのは確かな事実。なぜなら、ロンドン・プレミアでロン・ハワード監督と主演のトム・ハンクスと会っているからだ。
さらに、ダイアナ妃がサングラスやウィッグで変装して、ケンジントン宮殿の近所によく出かけていたのは本当だ。
『Vanity Fair』誌によると、ハスナットとダイアナ妃は「パパラッチやカメラを避けられるので、ほとんどケンジントン宮殿で会っていた。出かけるとしたらハスナットが住むチェルシー界隈が多く、ダイアナはダークな色のウィッグとサングラスをつけていることもあった」と書いている。
パキスタン系イギリス人の外科医であるハスナットは、ダイアナ妃がいわゆる“普通の生活”を経験する時によく一緒にいた。
「例えば、一緒にパブに行ったことがある。ダイアナがカウンターで飲み物を注文してみたいと言って。一度もやったことがないからと。彼女はとても楽しんでいて、嬉しそうにバーマンとお喋りしていた」と、後にハスナットが語っている。
王室伝記作家でダイアナ妃の友人だったスチュワート・ピアスも、ダイアナ妃は変装してこっそりケンジントン宮殿を抜けだし、彼と会っていたとシェア。
「僕たちの関係は秘密だったから、公共の場ではあまり長時間過ごさなかった。会う時、彼女はいつも変装していた。彼女が「ねぇ、スチュワート、映画に行かない?」と電話してきて、『そんなこと、できるの?』と僕が言うと、じゃ、ハイ・ストリート・ケンジントン(ケンジントン宮殿の近所)で会いましょう、みたいな」
ダイアナ妃は黒のトレンチコートにブロンドのロングヘアのウィッグ、サングラスというスタイルでやってきたけれど、誰も彼女だとは気づかなかったとスチュワートは振り返る。
ダイアナ妃が実際にハスナット・カーンとお忍びで映画館に行ったかどうかはわからない。でも、まったくのデタラメということでもなさそうだ。
Translation: Mitsuko Kanno From Town & Country US











