昼夜の時間が等しくなる春分の日は、12星座が巡り始める最初の日であり、宇宙元旦と呼ばれる1年で最も重要な日。月星座で読み解くルナロジー創設者であり、「宇宙元旦」の言葉を生み出したKeikoさんが、この日の過ごし方をアドバイス。宇宙の始まりの日にすべきこと、すべきでないことは?

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Keiko:月星座占星術家・実業家。月を使った開運法「ルナロジー®」、新月・満月を使った願望達成法「パワーウィッシュ®」創始者であり、「宇宙元旦」の名づけ親。『Keiko的 宇宙にエコヒイキされる願いの書き方~新月・満月のパワーウィッシュ』は世界6カ国語に翻訳されている。月星座別に2026年の運勢を深掘りする『月星座パワーブック2026』(MAGAZINE HOUSE MOOK)が発売中。


宇宙元旦とは?

宇宙元旦とは
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元旦というと、普通は1月1日のこと。とはいえ、私たちが日頃使っているカレンダーは、社会を円滑に動かすために人為的につくられたもの。宇宙の営みにマッチしたカレンダーではありません。

宇宙エネルギーの切り替えという観点から見ると、1年が始まるタイミングは、また別にあるのです。

それは、12星座のトップバッターである牡羊座に太陽が入る日。この日こそが宇宙カレンダーにおける1年の幕開け──つまり、「宇宙元旦」(2026年3月20日)

私たちに馴染みのある言葉でいうと「春分」ですが、いずれにせよ、西洋占星術ではこの日をもって1年が始まると考え、事実、宇宙から降り注ぐエネルギーもこの日以降、大きく変化します。

そもそも、冬の真っただ中である1月に「始まり」を感じる人は少ないのではないでしょうか。自然界では冬眠中の動物だっているくらいですからね! それに比べると、3月末はやはり、スタート感があります。

あと10日もすると新年度が始まり、環境が変わったり普段顔を合わせるメンバーが一新したりと、多くの人が「始まり」を実感するのがこの時期。そう、私たちは無意識のうちに、宇宙カレンダーに取り入れながら生きているのです。

ご参考までに、宇宙元旦が私たちに及ぼす影響についても少しふれておきましょう。

この頃は宇宙から降り注ぐエネルギーの質が一変するため、だるさや気分の浮き沈みを感じる人が少なからず出てきます。なかには、宇宙元旦の1週間くらい前から体調の変化を感じる人も。体調以外では、これまでまったく動かなかった案件が急に進みだした……なんてこともけっして珍しくありません。

いずれにせよ、どんな人も何かしらの「流れの変化」を体験する──それが宇宙元旦の時期なのです。

宇宙元旦から最初の新月(2026年は4月17日)までは、1年の運気を左右する重要な時期。このタイミングを意識して過ごせば、2026年を一気に上昇気流に乗せることも可能です。「やるべきこと・やってはいけないこと」をしっかり心に留めておきましょう。


宇宙元旦の前日にすべきこと

宇宙元旦までにすべきこと
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宇宙元旦の前日は、いわば運の大晦日。できれば前日から準備をしておきたいものです。

なかでも運の出入り口である玄関は徹底的に掃除をし、入ってくる運を邪魔するものがないようにしましょう。たたきは水拭きをし、靴は靴箱にすべてしまい、表札やドア、電球のホコリを拭き、ポストの中の郵便物もきれいにしておくこと。「新しい運」というお客様をお迎えするような気持ちで、玄関を整えておきましょう。

宇宙元旦の日にするとよいこと

宇宙元旦にすべきこと
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1.「東枕」で眠る

「運はつむじから入ってくる」というのがスピリチュアルな世界の定説。そのためこの日は、東枕で眠ることをおすすめします。なぜなら日の出の方角である東は「始まり」のエネルギーを持つため、東枕で眠ることで宇宙元旦のエネルギーとなじみやすくなるからです。前の晩から東枕で眠れば、元旦に目覚めた時にはスムーズに新しい年の幕開けができるでしょう。

2. 「火」を使う

この日は「火」のエネルギーを実感してください。キャンドルやお香を焚いたり、揚げ物や中華料理など高い火力を使う料理をするのもいいでしょう。なかでも実際に火を眺めながら食事ができる、焼き肉や焼き鳥、鍋料理などが一押し。IHよりは本物の「炎」のエネルギーが感じられる調理法がおすすめです。

3. 「赤」を取り入れる

火を使うのが難しい人は、代わりに「色」の力を借りるといいでしょう。目に鮮やかな赤やオレンジ色の花をお部屋に飾ってください。もしくはチリやピンクペッパー、パプリカパウダーなどの香辛料を使った料理もおすすめ。スパイス自体に「運に火をつける」作用があります。

4. 初めてのことをする

とにかく何かひとつ、「初」のことにトライしましょう。新品の服をおろす、食べたことのないものを食べる、初対面の友達を作る、初めてのお店に足を運んでみる、新規にスタートするプロジェクトの初打ち合わせをするなど、何でもOK。その「初」のエネルギーにふれることが、新たなチャンスを引き寄せてくれます。

宇宙元旦の日にやってはいけないNG行動

宇宙元旦にすべきでないこと
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1.前年のものを使う・食べる

宇宙元旦で年が切り替わるため、前年のエネルギーを引きずらないことが大事。当日までに、古い服や下着、リネン類は処分しておくこと。また賞味期限切れの調味料などもこの日までに処分しておきたいもの。宇宙元旦を迎えた日からは、前年の残り物を食べないことも大事。宇宙元旦に照準を合わせて食材を使い切り、冷蔵庫の中を整理するのもおすすめです。長く置いておきがちな冷凍食品なども、潔く処分を。

2.ネガティブな言葉を使う

「1年の計は元旦にあり」と言いますが、正しく言えば「1年の計は“宇宙元旦”にあり」。この日の行いはその後、1年にわたって影響を及ぼします。そのためネガティブな言葉を使ったり、人を貶めるような発言をするのはできる限り避けましょう。特に「無理じゃない?」「やっても仕方ないよね」などの「否定形は、未来を閉ざす言葉。「それいいいね」「おもしろそう」「やってみよう」など、前向きで広がりのある言葉を選ぶようにしましょう。

3.自分から挨拶せず、他人を無視する

「挨拶」は、人と人とのコミュニケーションの起点。つまり自分から挨拶をしないのは、相手と関係を育む可能性を閉ざしているということなのです。家族や同僚だけでなく、ふと立ち寄ったお店の店員さんにも「ありがとう」と声をかけること。関わったすべての人に心を開いている証として、この日だけでも自分から挨拶することを習慣にしましょう。

4.1日中、家の中にいる

宇宙元旦のエネルギーは、「動いているもの」に共鳴します。そのため、じっとしているとその恩恵を受けられません。階段を使う、ジムに行くなど、意識して「体を動かす」行動を選択しましょう。この日にもっともやってはいけない行為は「1日中、家にいて一歩も外に出ない」こと。最近はテレワークで誰とも会わずに1日を終えてしまう人もいますが、これではせっかくの宇宙元旦のエネルギーを浴びることができません。近くを散歩するだけでいいので、少しでも外に出るようにしましょう。

宇宙元旦に体調不良になりがち?

1年の中に、体調を崩しやすいタイミングがあるのをご存知でしょうか。ひとつめは、日食・月食の前後。もうひとつは、宇宙元旦前後。それを聞いて、「ああ、だからか……」と納得した方もいらっしゃるかもしれませんね。

この2つの共通点は、「エネルギーの反転」が起こるということ。白が黒に、白が黒になるようなエネルギーシフト――それを引き起こすのが、この2つなのです。

とくに2月末から宇宙元旦までの1カ月は、1年の中で最大級の「浄化月」。この時期、私たちの肉体はもちろん、感情やメンタル、さらにいえば潜在意識のレイヤーに至るまで、宇宙から強力なデトックスがかかります。

これはいわば、エネルギーレベルの大掃除。古いものを根こそぎ洗い流した上で、宇宙元旦から始まる新しい年を迎えるようにという、宇宙なりの配慮なのですね。

とはいえ、私たちにとっては、そのエネルギークレンジングがかなりの刺激になってしまうことも。体調を崩す人が多いのも、無理からぬ話なのです。


宇宙元旦図から読み取る「2026年はどんな年?」

view of space through the earth on earth observation . futuristic abstract space background.
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宇宙元旦は「年間設計図」が完成する日。2026年という年は、この日、月と星たちが織りなす天空配置(=宇宙元旦図)をもとに展開していきます。裏を返せば、宇宙元旦図に刻み込まれたメッセージを読み解くことができれば、「運を味方につけるのはたやすい」ということ。

では早速、2026年の開運ポイントを3つ、お伝えしていきましょう。

ポイント① アセンダントが射手座

まず注目すべきは、アセンダントが射手座にあるという点。これは射手座的アクション、射手座的スタンスが運を引き寄せる、ということ。

射手座は「拡大」「挑戦」「冒険」を司るサイン。運とチャンスの入口であるアセンダントが射手座である以上、現状維持という選択肢はあり得ません。多少のリスクはあっても一歩外へ踏み出す行動が予想外の幸運を引き寄せる――それが、2026年という年。

これまでの肩書き、慣れ親しんだ環境、無難な選択。そうした安全圏に留まろうとすればするほど、運に見放されるのが2026年なのです。

逆に、「私にはハードル高いけど……」「未経験だけどやってみたい!」――そんなふうに感じるものこそ、チャンスの宝庫と心得て。

ポイント② 6天体が牡羊座に集中

宇宙元旦では、太陽が牡羊座にあるのが通例。ですが、2026年はそれだけにとどまらず、

海王星・土星・金星・月・キローンまでもが牡羊座に集結! 結果、計6天体が牡羊座に同座するというレアな配置になっています。

牡羊座は「始まり」「最初の一歩」、そして「自分意志」を象徴するサイン。その牡羊座にこれだけ多くの天体が集まるということは、2026年が単なるスタートではなく、人生の「再起動スイッチ」がONになる年であることを意味します。

なかでも特筆すべきは、海王星・土星・太陽が一体化している点。これは「夢(=海王星)」と「現実(=土星)」を「生き方(=太陽)」として統合していく必要があるという、きわめて力強いメッセージ。

理想を現実の構造に落とし込み、「なりたい自分」を人生の軸に据える――そんな決断が避けて通れない年になるのです。

ポイント③ 6天体がすべて第4ハウスに

さらに重要なのが、これら6天体がすべて第4ハウスに入っているという事実。第4ハウスが象徴するのは家族や家庭、あるいは、心の拠り所。公私でいえば「プライベート」領域ですね。

つまり2026年は、社会的な成功や評価を追いかける前に、安心できる生活基盤を作り直すことが必要ということ。たしかに、プライベートが不安定では思い切ったチャレンジはできないし、長続きもしないでしょう。

2026年はまず、「心安らげる拠点」を整えることが先決。

射手座アセンダントが示唆する「未知なる世界への一歩」と、第4ハウス集中が示す「生活基盤の再構築」。この2つは矛盾ではなく、セット。真逆ともいえるこの2つがまさに、2026年を生き抜く上での「両輪」なのです。

生活基盤が整っていてこそ、人は遠くへ行ける。チャレンジできる

2026年宇宙元旦図は、それを教えてくれているのですね。

ちなみに、宇宙元旦のまさにこの日、BTSが約6年ぶりとなるフルアルバムを発表するとのこと。長い準備期間を経て、新たな章をスタートさせる。整え直した土台の上に、新しい未来を構築していく――これは、2026年の宇宙が私たちに提示しているテーマそのもの。

BTSの新アルバム発表はまさに、2026年宇宙元旦を象徴するイベントといってよいでしょう。


2026年宇宙元旦の過ごし方 

bts
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※宇宙元旦から3日以内推奨(3月20〜23日)

1.「最初に叶えたいこと」を決める

2026年の宇宙元旦は、人生の再起動ポイント。あれもこれもと欲張らず、「これが動けば、すべてが連動して動き出す」という核となるテーマを見極めて。仕事でもプライベートでも、住まいや生き方などライフスタイル全般でも構いません。大切なのは、本音で選ぶこと。周囲の期待や世間体はいったん脇において、「私が真から望んでいるものは何か」を自問自答してみて。ここで定めたテーマが、2026年以降の人生の軸に

2.違和感のあるものを手放す

6天体が第4ハウスに集まる2026年は、感情を含めた身辺整理がマスト。とくに宇宙元旦前後は、不要なものをリリースするのに最適なタイミング。長年ため込んできた不用品、今の自分にしっくりこない服や靴、小物類。あるいは、意味もなく惰性で続けていること……etc. 違和感というサインを無視せず、早々に手放しを。ひとつでも手放すことができれば、そこに運が舞い込むスペースが生まれます

3.「行ってみたい場所」「学びたいこと」を具体的に書く

アセンダントが射手座にある2026年は、「旅と学び」が運を動かす年。行ってみたい場所、学んでみたいことをできるだけ具体的に書き出してみて。国や街の名前、気になる分野、習ってみたいテーマ、体験してみたいことなど、なんでもOK。大切なのは、巨大なエネルギーが動く宇宙元旦に合わせて、意図を放つこと。この日あなたが放った意図はたんなる希望ではなく、宇宙に向けた「宣言」として作用。


【月星座別】2026年宇宙元旦の運勢

ここからは、月星座別に宇宙元旦の開運アクションをアドバイス。「月星座」とは、一般的な占星術で使われる「太陽星座」とは異なり、あなたが生まれたその瞬間、月があったサイン(星座)のこと。自分の月星座を知らない人は、まずは調べてみて。

月星座を調べる

月星座・牡羊座

「今度こそやる!」という衝動が、明確な形を持ちはじめます。これまで温めてきた構想や、いつか実現したいと思いつつ先送りしてきたことがあるなら、今こそそれを「人生の核」に据えるとき。2026年は「私はこれを生きる」と決め、そして実行に移す年。ここで始めたことは一過性で終わらず、人生を支える大きな柱へ育ちます。

月星座・牡牛座

価値あるものをじっくり育て、確実に積み上げていくのが、あなた得意のスタイル。でも今年、「準備が整ってから動く」パターンを見直す必要がありそう。安心できる未来を待つのではなく、それをあなた自ら掴みに行く姿勢が求められるのです。ここでチャレンジしたことはいずれ確かな形となり、本物の安心感をもたらしてくれるはず。

月星座・双子座

いくつかあるアイデアの中から、実行に移すものを選ぶべきタイミング。あなたは可能性を広く捉えられる反面、選択肢が多すぎて決断を先延ばしにしてしまうことも。とはいえ「検討中」というスタンスが通用しにくいのが2026年。突破口は、まずやってみること。完璧な計画は不要。実際動くことで情報が整理され、方向性が定まっていきます。

月星座・蟹座

守り抜く生き方から「動かす生き方」へシフトするタイミング。「本当はどう生きたいのか」という問いが、感情や思考レベルではなく、生き方として突きつけられるのが2026年です。大切なのは、自分の気持ちを起点に行動を選ぶこと。感情をしまい込むのではなく、感情を羅針盤として使う。これさえできれば、選択に迷うことはないはず。

月星座・獅子座

2026年宇宙元旦は、あなたがいよいよ「主役に戻る」という合図。この時期、自分の中に眠っていた闘志と情熱に火がつくのを実感する人もいるでしょう。そもそもあなたは「表現すること」を使命として生まれた人。でも2026年、それだけでは足りません。表現するだけではなく、責任を引き受けたうえで輝く覚悟が求められます。

月星座・乙女座

生き方の前提そのものを組み替えるタイミング。有能なあなたは「失敗しないこと」「間違えないこと」を優先するあまり、チャレンジを遠ざけてきた部分も。2026年は正解に近づこうとするより、自分で決めた道を正解にしていく覚悟が求められます。理想と現実のズレが浮き彫りになったとしても、それは人生再設計のチャンスと理解して。

月星座・天秤座

周囲との調和を最優先に生きているあなたは、無意識のうちに相手基準で選択してしまいがち。でもこの時期は、相手がどう思うかより先に、「私はどうしたいのか」を明確にすることが求められます。大切なのは、譲り合いの中で自分を見失わないこと。「合わせる人」から「選ぶ人」へとシフトすることが、2026年の課題と心得て。

月星座・蠍座

この宇宙元旦は、あなたの「核心」を突いてきます。これから何に人生を賭けたいのか――それを曖昧なままにしておくことは、もはやできなくなるのです。あなたにとって、前進とは量ではなく、「深さ」。ひとつの関係、ひとつの目標、ひとつの選択に、本気でコミットする。それだけで、2026年の運気は大きく変わってくるでしょう。

月星座・射手座

可能性を信じ、自ら運命を切り拓いていく大胆さがあなたの持ち味。つねに全方位にアンテナを張り巡らせているあなたですが、この時期は方向性を一本に絞るほうがベター。大切なのは、勢いだけで動かないこと。方向性が定まった瞬間、あなたへの追風は一気に強まり、必要な情報、人、チャンスが自然と集まり始めます。

月星座・山羊座

何の疑問ももたず続けてきたことが、はたして「自分の目指す未来」につながっているのかどうか――それを改めて考えてみる必要があるでしょう。この年求められるのは、エネルギーの注ぎ先を明確にすること。納得できる目標に時間と労力を使ってこそ、あなたに相応しい評価が手に入るのです。

月星座・水瓶座

価値観に合わないルールや人間関係から離れ、自分の納得できるものだけを選びとる――この時期、その選択があなたの自由度と影響力をおおいに高めます。2026年はまた、これまでの傍観者的立ち位置から、「流れを創る人」へとシフト。ここで選んだ生き方はあなた自身のみならず、周囲や次の世代にまで影響を与えることになりそうです。

月星座・魚座

ずっと抱えていたアイデアを、今こそ行動に移すとき。イメージを現実の領域へ引き上げる必要があるのです。2026年は、流れに身を任せる生き方から一歩進み、自分の意志で選ぶことがテーマ。感じることを大切にしながらも、「どう生きるか」という現実も曖昧にしない。想いを日常の行動に反映させていくことで、運は前倒しでやってきます。